こばばが、10時に。

その日の10時にやっていたことを日記にしているブログです。その時聴いていた音楽も添えて。

スモトモの輪

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10月8日(火)  木の日
午後10時


テストも終わり、やっと一息。久々にブログを開いたこばばです。



本日、元関脇の阿覧が現役を引退するというニュースを、アメリカの友人伝に知る。

その友人は、以前兄がアメリカへ留学した際に寝泊まりをさせてもらったホームステイ先の娘さんである。日本が大好きで、相撲の大ファン。本場所の頃は毎日の様に電話をかけてくるチャーミングな子だ。

私は正直、相撲より落語の方が好きで、力士よりも噺や噺家の方が沢山覚えているのだが、「日本人はみんな相撲が大好きで毎日お寿司を食べている忍者か侍か芸者」だと思っている彼女に対してそんな冷たいことも言えず、一緒に相撲ファンという顔をして盛り上がっている。

九月場所の成績もあまり良くなかったものね、と電話口の彼女。
クゥガツバショ。変なイントネーションに思わず笑ってしまう。
まったく可愛い人である。
相撲の話をすれば何を言っても「おまいが!」が返ってくる。
最後には「相撲も日本も、そしてあなたも大好きよ!この世に生きててよかった!」と言って毎回電話を切る。
相撲好きが転じて私のことまで好きになってくれるとは、なんて心が広いのだろう。アメリカ大陸ばりの広さだ。終いにはこの世に生を受けたことにまで感謝しているじゃないか。何かを心底愛するというのはすごいことだ。
アメリカから盛んな生命力を届けてくれる可愛い友人に、感謝。



相撲の話となれば、もう一人、この人物の話題をあげないわけにはいかないだろう。

我が校の政治経済の先生で、相撲が大好きな先生がいる。
以前私がクラスメートに相撲好きの友人の話をしていた時、運悪く(良く)その先生がその場に居合わせていたのが、私と先生が親しくなったきっかけだ。

先生は私が相撲について詳しいと知ると、機関銃のように好きな力士の名前を沢山あげて早口に魅力を語った挙句、終いには私の手を握り「スモトモ(相撲友達の略だと知ったのは後のこと)」という謎の言葉を私に渡して、嬉しそうに帰っていった。

それからというもの、先生は各々の教室で授業がある度に、「私とこばばさんは相撲クラブを作っている。相撲に興味がある人はぜひ入会して頂きたい」と声をかけているらしいのである。

そんなクラブを立ち上げた覚えもない私は大変困惑したが、先生はとてもご機嫌に笑っている。

「やっと相撲の話ができる仲間ができた」

そんなことを言われてしまうと流石に嫌な顔もできないし、本当は落語研究会を作りたいなんて口が裂けても言えるはずがない。

にわか相撲ファンの苦悩は、アメリカと繋がった電話越しのみならず、ついに学校でも続きそうである。


どすこいどすこい!